機能

Overview of Rhino

概要

Rhinoは、 NURBS 曲線やサーフェス、そしてソリッド、 サブディビジョンジオメトリ (SubD) 、点群、ポリゴンメッシュの作成、編集、解析、ドキュメント、レンダリング、アニメート、変換ができます。ハードウェアの条件が許す限り、複雑さ、次数、サイズに制限はありません。

主な搭載機能、特長には次が含まれます:

  • 自由自在性 値段が20から50倍もする製品のみに搭載されているようなフリーフォーム3Dモデリングツール。心に描くどのような形でも自由自在にモデリングできます。
  • 飛行機からジュエリーまで、あらゆるもののデザイン、プロトタイプ、エンジニア、解析、そして製造に求められる 精度
  • 他にお使いのすべてのデザイン、製図、CAM、エンジニアリング、解析、レンダリング、アニメーション、そしてイラストレーションソフトウェアとの 互換性
  • メッシュと複雑な IGES ファイルの 読み込み修復
  • 使いやすさ 習得と使用が簡単なので、ソフトウェアを時間をかけて学ぶことなくデザインとビジュアライゼーションに集中することができます。
  • どこにでもあるようなラップトップコンピュータで使った場合も 高速 です。特別なハードウェアは必要ありません。
  • 様々な数多くの 3Dに特化した製品開発プラットフォーム
  • 低コスト 特別なハードウェアは必要ありません。習得に時間がかかりません。手頃な購入価格です。メンテナンス(保守)料は必要ありません。
  • クロスプラットフォーム: 世界で最も多目的に使える3DモデラーをWindowsとmacOSで使用できます。

Rhino 8での新規搭載内容

Rhino 8 では、 シュリンクラップMacユーザーの方向けの大幅な速度の向上簡素化されたモデリングワークフローSubDのクリース、 向上された クリッピングおよび断面ツールよりカスタマイズ可能なユーザー インターフェイスより高速なレンダリングエンジン新しいGrasshopperのデータタイプ、 そしてその他多くの モデリングツールが搭載されています…

Rhino 8の開発には、計り知れないほど多くのプレリリースユーザーの方達が協力してくださいました。この方達のおかげで、Rhinoのフィールドテストを行うことができ、またRhinoを今までで高速で一番安定したバージョンにすることができました。心からのお礼を申し上げます。

モデル作成ツール

Modeling Tools in Rhino

: 点、点群、点グリッド、オブジェクトから抽出、点の配置(交差、等分点、ドラフト角度、端点、一番近い点、焦点)。

曲線: 線、ポリライン、メッシュ上のポリライン、自由曲線、円、円弧、だ円、長方形、多角形、ヘリックス、スパイラル、円柱曲線、TrueTypeテキスト、点補間、制御点(頂点)、スケッチ。

他のオブジェクトからの曲線: 通過点指定、ポリラインを通って、延長、曲線を続行、フィレット、面取り、オフセット、ブレンド、円弧ブレンド、をつのビューから、トゥイーン、断面輪郭、交差、NURBSサーフェスまたはメッシュ上の外形線、NURBSサーフェスまたはメッシュ上の断面、境界線、シルエット、アイソカーブの抽出、曲率カーブ作成、投影、プル曲線、スケッチ、ワイヤフレーム、トリムの分離、寸法やテキストを使用した2D図面、可展サーフェスの展開。

サーフェス: 3または4点から、3または4つの曲線から、平面曲線から、曲線のネットワークから、長方形、形式編集平面、押し出し、リボン、ルール、接線連続ロフト、可展、同じ位置のエッジスイープ(パスに沿って)、エッジの連続性を保った2レール曲線に沿ったスイープ、回転、レール回転、トゥイーン、ブレンド、パッチ、ドレープ、点グリッド、イメージの色値から 、フィレット、面取り、オフセット、指定点通過平面、TrueTypeテキスト、Unicode(2バイト)テキスト。

ソリッド: 直方体、球、円柱、チューブ、パイプ、円錐体、円錐台、角錐(ピラミッド)、角錐台、だ円球、トーラス、平面曲線の押し出し、サーフェスの押し出し、平面状の穴のキャップ、サーフェスの結合、領域、非多様体マージ、TrueTypeテキスト、Unicode(2バイト)テキスト。

メッシュ: NURBSサーフェスから、閉じたポリラインから、メッシュ面、平面、直方体、円柱、円錐体、球。

Rhino 8 では次のように既存のツールに数多くの改良を加え、またいくつかの新しい機能を搭載しました。

  • モデリングの簡素化: 新しいツールを組み合わせて、アイデアを3Dで素早くスケッチできます。
  • プッシュプル: 面をつかんで押したり引いたりすることで、押し出したり延長したりできます。プッシュプルは、曲線を使用して既存のサーフェスにボリュームを追加または削除することにより、モデリングを高速化します。
  • ガムボール: 移動、スケール調整、回転ウィジェットに、延長および押し出しのための新しい制御が追加されました。
  • SubD: SubDのクリース、フィレットのようなフィーチャを作成するのに便利です。
  • サーフェスフィレット: FilletSrfに半径の動的プレビューができる新しいUIを搭載しました。
  • オフセット: Offsetで複数の閉じた領域を作成できるようになりました。

編集

Editing Tools in Rhino

一般ツール: 削除、同一の削除、結合、マージ、トリム、トリム解除、分割、分解、延長、フィレット、面取り、オブジェクトのプロパティ、ヒストリ。

変換ツール: カット、コピー、ペースト、移動、回転、ミラー、スケール、ストレッチ、整列、配列、ツイスト、ベンド、テーパ、シア、オフセット、配置、曲線に沿ったフロー、プル、投影、ボックス編集、スマッシュ、スクイッシュ。

点と曲線: 制御点、編集点、ハンドルバー、スムーズ、フェア、次数の変更、ノットの追加/削除、キンクの追加、リビルド、再フィット、マッチング、単純化、ウェイトの変更、周期化、端の膨らみの調整、シームの調整、エッジに方向指定、円弧に変換、ポリラインまたは線セグメント。

サーフェス: 制御点、ハンドルバー、次数の変更、ノットの追加/削除、マッチング、延長、マージ、結合、トリム解除、アイソカーブでサーフェスを分解、リビルド、縮小、周期化、ブール演算(和、差、積)、可展サーフェスの展開、サーフェス上の曲線に沿った配列。

ソリッド: エッジのフィレット、サーフェスの抽出、シェル、ブール演算(和、差、積)。

メッシュ: 分解、結合、ウェルド、法線方向の統一。サーフェスに適用、ポリゴンの削減。

Rhino 8 では、複雑なモデルの編集を素早く簡単に行えます:

  • ガムボール: 移動、スケール調整、回転ウィジェットに、延長および押し出しのための新しい制御が追加されました。
  • 自動作業平面: より「賢い」作業平面は、使用可能な選択に自動的に位置合わせされます。
  • メッシュブール演算の機能向上: 完全に書き直された、より信頼性のあるメッシュのブール演算
  • トリムの再フィット: 構造と連続性をコントロールし、適切に作成されたサーフェスモデルが可能になります。

インターフェイス

Before After

Left: Light Mode

Right: Dark Mode

ユーザーインターフェイス: 座標計測、フローティング/ドッキング可能コマンド領域、最も最近に使用したコマンドポップアップ、クリックできるコマンドオプション、コマンドラインのオートコンプリート、カスタマイズできるポップアップコマンド、ポップアップレイヤマネージャ、ビューの同期化(シンクロ)、カメラベースのビュー操作、画像のパースペクティブマッチ、中マウスボタンの設定、カスタマイズ可能なアイコンとユーザーワークスペース、カスタマイズ可能なポップアップツールバー、透明なツールバー、状況依存の右クリックメニュー、マルチモニタサポート、AltキーコピーとアンチエイリアシングのあるOpenGLハードウェアのサポート。

モデリング補助: 無制限の元に戻す、やり直し機能、複数回の元に戻す、やり直し機能、精密な数値入力、フィートとインチおよび分数を含む単位、.x, .y, .z点フィルタ、タグが表示されるオブジェクトスナップ、グリッドスナップ、直交、平面モード、名前の付いた作業平面、次の/1つ前の作業平面、作業平面を曲線上に配置、レイヤ、レイヤフィルタリング、グループ、背景ビットマップ、オブジェクトの表示/非表示、選択オブジェクトの選択、レイヤで選択、一番手前を選択、色、オブジェクトタイプ、最後のオブジェクト、直前の選択セット、非表示オブジェクトの入れ替え、オブジェクトのロック/ロック解除、選択オブジェクトのロック解除、制御および編集点のオン/オフ、選択オブジェクトの点表示オフ。

Mac版Rhino のインターフェイスは、macOSのユーザーインターフェイスの操作性に基づいています。

Rhino 8 のユーザーインターフェイスはよりカスタマイズ可能で、Mac上でも同様です:

  • ウィンドウレイアウト: お気に入りのインターフェイスレイアウトをカスタマイズ、保存、共有、復元できます。
  • レイヤマネージャ: WindowsおよびMacで完全に書き換え、新しい機能を搭載しました。
  • ブロック: ブロックマネージャがよりフレキシブルに、パワフルになりました。
  • サーフェスフィレット: FilletSrfに半径の動的プレビューができる新しいUIを搭載しました。

表示

Display in Rhino

表示機能には、非常に高速な3Dグラフィック、制限のないビューポート、シェーディング作業ビュー、パース作業ビュー、名前の付いたビュー、フローティングビュー、フルスクリーン表示、描画順序のサポート、2点パース、クリッピング平面、モデルをフルサイズで表示する1対1スケールが含まれます。

Rhino 8での新規搭載内容:

  • Metal: Mac での超高速3D描画
  • 新しい表示モード: モノクロ - すっきりとした最小限の外観で、建築作品を紹介するのに最適です。

レンダリングとプレゼンテーション

Rendering and Presentation

ほとんどのデザインプロジェクトでは、高品質のプレゼンテーションが欠かせません。

含まれる機能 Rhinoレンダー、レイトレースレンダラ(テクスチャ、バンプ、ハイライト、透明度、ホットスポットのあるスポット光源、角度と方向コントロール、点光源、指向性光源、矩形光源、線光源、シャドウ、カスタマイズ可能な解像度)、リアルタイムレンダリングプレビュー、選択オブジェクトのリアルタイムレンダリングプレビュー、ターンテーブル、レンダラーによって多くよく使われるファイル形式へのエクスポート、レンダリングプラグインサポート、ファイルに保存される設定。

Rhino 8での新規搭載内容:

  • Rhinoレンダー: Cyclesレンダーエンジンを更新し、より高速な、GPUアクセラレーテッドのレイトレースが行えるようになりました。
  • UVマッピング: UVマッピングは、フローティングUVエディタ、新しいアンラップのアルゴリズム、ピン留め、テクスチャの表示の質の向上によって改善されました。
  • プロシージャルテクスチャ: レイトレースおよびレンダリングモードでのネイティブでピクセル単位のプロシージャルテクスチャ
  • 表示モード: モノクロ - すっきりとした最小限の外観で、建築作品を紹介するのに最適です。

図面作成

Documentation in Rhino

物理的なプロダクトデザインでは、技術説明図や2D図面が、デザイン、開発、そしてファブリケーションの案や仕様、指示などを簡潔に伝えるために用いられます。Rhinoの開発目標の1つは、世界各地で使われている様々な分野のすべての表記方法やスタイルを使って、2D図面や説明図を簡単に作成できることでした。

注釈オブジェクトには次が含まれます 矢印、ドット、寸法(水平、垂直、平行、回転、半径、直径、角度)、テキストブロック、引出線、隠れ線処理、テキストのUnicode(2バイト)のサポート、寸法、注記。 パースビューの寸法もサポートしています。

Rhino 8 では、次の内容を追加しました…

  • 線種: パターン、幅、テーパでスタイルを設定できる曲線を作成し、デザインや芸術的なセンスを表現します。
  • 天井伏図: RCP(天井伏図)に最適な反射平行投影ビューポートモード
  • ダイナミック2D図面:
  • 断面スタイル: クリッピング平面と断面スタイルにより、クリッピング平面を使用する際により細かなコントロールが可能です。

デジタルファブリケーション

Digital Fabrication in Rhino

Rhinoの開発プロジェクトは、マリンデザイナーに、造船所でのデジタル制御の製造(ファブリケーション)機器を操作するのに使用できる可能性があるコンピュータモデルを作成するツールを提供する目的で、25年以上前に開始しました。

私共は、デザインは作成されて使う人の手に渡されて初めて役に立つという事実に焦点を置いて、開発を進めています。現在は、デジタルファブリケーションや3印刷のテクノロジのコストが急に下がってきており、より多くのデザイナーが、3Dデジタルファブリケーション機器に直接アクセスすることができるようになりました。

私共は、ファブリケーション、製造、または製作プロセスのすべてのプロではありません。しかし、Rhinoのモデルがこれらのプロセスのために十分正確であること、またデザインのすべてのプロセスで使用できることにすることが現実になることを確実にすることに焦点を置いています。

Rhino 8 で次のことを試してみてください…

  • シュリンクラップ: ShrinkWrapは、開いたまたは閉じたメッシュ、NURBSジオメトリ、SubD、点群の周りにぴったりと閉じたメッシュを作成します。3D印刷のためのメッシュ作成に理想的です。
  • ファブリケーション用の断面化: クリッピング平面の曲線、ハッチング、サーフェス、およびスライスの抽出をサポートします。

メッシュツール

Mesh Tools

信頼性の高いメッシュのインポート、エクスポート、作成、そして編集ツールは、デザインのすべての段階で必須です。

  • デジタイズやスキャンからキャプチャされた3DデータをメッシュモデルとしてRhinoに取り込みます。
  • SketchUp®やModo®など、多くのアプリケーションとメッシュデータをやり取りします。
  • 解析、レンダリング、プロトタイピング、およびファブリケーション用にメッシュをエクスポートします。
  • 表示やレンダリングのためにNURBSをメッシュに変換します。
  • 四角メッシュの生成: 既存のサーフェス、ソリッド、メッシュ、またはSubDから素早く四角メッシュを作成します。レンダリング、アニメーション、CFD、FEA、リバースエンジニアリングに最適です。

Rhino 8 で次のことを試してみてください…

  • メッシュブール演算の機能向上: 完全に書き直された、より信頼性のあるメッシュのブール演算
  • シュリンクラップ: ShrinkWrapは、開いたまたは閉じたメッシュ、NURBSジオメトリ、SubD、点群の周りにぴったりと閉じたメッシュを作成します。3D印刷のためのメッシュ作成に理想的です。

3Dキャプチャ

3D Capture in Rhino

既存の3Dデータをキャプチャすることは、デザインプロジェクトの最初のステップになることが多いです。Rhinoは、3Dデジタイジングハードウェアやスキャンされた3D点群データを常に直接サポートしてきました。Rhino は、次のサポートを行うようになりました:

  • 大きな点群: 3Dスキャナがより高速になって価格が下がり、サイズの大きいスキャンファイルが一般的になってきました。
  • Rhinoの 64ビット のサポートと グラフィック・コプロセッサ の強化されたサポートが、大きな点群での作業を可能にします。
  • LiDAR は、建築、考古学、地質学、土地の使用計画、測量、輸送/交通、そして風力発電地帯、太陽発電地帯、移動通信用鉄塔の配置の最適化などのための 3D地形 データをキャプチャします。Windows版Rhinoは、これらの新しいRhinoのユーザーの方に特別なツールを提要する RhinoTerrain™ などのプラグインの強力なサポートを追加しました。

3Dデジタイジングのサポート: Microscribe®、 FaroArm®、 ROMER - Windowsのみ


解析と診断

Inspection and Analysis in Rhino

デザインに実現化には、デザイン、プレゼンテーション、分析、ファブリケーションの各段階で、高品質の3Dが必要です。Rhinoには、お客様のプロセス全体で使用される3Dモデルが、可能な限り高品質であることを確かにするツールが搭載されています。

解析: 点、長さ、距離、角度、半径、バウンディングボックス、法線方向、面積、面積重心、面積モーメント、体積、体積重心、体積モーメント、流体静力学情報、サーフェス曲率、幾何学連続性、偏差、一番近い点、曲線およびサーフェス上の曲率グラフ、オープンエッジ、作業サーフェス解析ビューポートモード(ドラフト角度、ゼブラ縞、サーフェス色ブレンドを用いた環境マップ、エッジを表示、オープンエッジを表示、ガウス曲率平均曲率、曲率の最小または最大半径)。

Rhino 8での新規搭載内容:

  • 曲率分析: SubDをサポートするようになりました。
  • ドラフト角度分析: よりスマートな作業平面のZオプションである名前の付いた作業平面の使用ができ、オプションを切り替えるときに方向を自動的に設定します。
  • 点とオブジェクトの偏差: SubDをサポートするようになり、また、無効な距離が入力された場合に赤い数字が表示されるようになりました。

大きなプロジェクト

Large Projects in Rhino

大きなプロジェクトやチームのファイルの管理ツールには次が含まれます: 注記、テンプレート、ファイルの統合、選択オブジェクトのエクスポート、簡易保存、連番を付けて保存、ビットマップファイルのプレビュー、Rhinoのファイルのプレビュー、原点を設定してエクスポート、ワークセッション(Windows版のみ)、ブロック、メッシュとプレビューイメージのファイルの圧縮。


互換性

File Formats

Rhinoは、数多くのCAD、CAM、CAE、レンダリング、およびアニメーション製品と互換性があります。 openNURBS ライブラリにより、Rhinoのネイティブの3DMファイルを他の多くのアプリケーションを使用して読み書きできます。

また、 Rhino 8 は次の内容もサポートするようになりました:

Grasshopper

Grasshopper

Grasshopper は、Rhinoと一緒にインストールされるグラフィカルアルゴリズムエディタです。

RhinoScript、rhino.Python、またはその他のプログラミング言語と異なり、Grasshopperはプログラミングやスクリプティングの知識が必要ありません。開発者やでデザイナーがコートを書く必要なしに、形状ジェネレーションアルゴリズムを開発することができます。

Rhino 8Grasshopper 1 の新規搭載内容:

  • オブジェクトの属性: Rhinoのオブジェクトの属性をGrasshopperから直接管理できます。
  • 注釈: Grasshopperの注釈、ハッチング、線種コンポーネントを使い、あなたのデザインをドキュメント化できます。
  • ブロック: Grasshopperでブロック定義やインスタンスを作成します。
  • ライブベイク: Grasshopperから既存のRhinoのオブジェクトをライブ更新します。
  • ユーザーテキスト: Rhinoのオブジェクトからユーザーテキストを追加、変更、削除します。

開発者用ツール

Developer Tools

幅の広いさまざまな分野に渡る専門的なモデリング、レンダリング、解析、そしてファブリケーションツールのための世界で一番信頼性の高い開発プラットフォーム。

RhinoScript

特長:

RhinoScriptはWindows版のみ搭載されています。
メモ: RhinoScriptは、Windoesで広く使用、サポートされていますが、WindowsとMacの両方でRhino.Pythonに移行されることをお奨めします。下をご覧ください。

Rhino.Python

Rhino.Pythonは、WindowsとMacの両方でRhinoで使用できるパワフルなスクリプト言語です。Rhino.Pythonは、フレキシブルで分かりやすい構文が特長です。

Rhino.Pythonを試してみたいとお考えの方は、 Rhino.Python サイト のリンクをご覧になってみてください。

RhinoCommon

  • RhinoCommonはRhinoのためのクロスプラットフォームの.NETプラグインSDKです。
  • Windows版Rhino、Mac版Rhino、Rhino.Python、Grasshopperが対象です。
  • 真の.NETスタイルのSDKで、うまく構成されており、学ぶのも簡単です。
  • ドキュメンテーションを改良しました。 詳細…

C++ プラグイン

  • 64ビットのRhinoにはMicrosoft Visual C++ 2017。
  • プラグインウィザードで、マルチターゲットのプラグインを作成でき、簡単なプロジェクトやプラットフォームのサポートをします。
  • よりパワフルなプラグインを作成できるために、数多くのSDKの追加や強化が行われています。
  • Renderer Development Kit(RDK)は、SDKと統合されました。
  • ドキュメンテーション
  • サンプル

レンダラー開発キット(Renderer Development Kit)

Windows版Rhinoで使用できるRDKには、レンダラの開発者のために、次の事柄を含む充実した機能が搭載されています。

  • C++、RhinoCommon、RhinoScriptをサポートしています。
  • マテリアル: Rhinoのマテリアルエディタに完全に統合できるカスタムマテリアルタイプを定義します。。
  • 環境: Rhinoの環境エディタに完全に統合できるカスタム環境タイプを定義します。
  • テクスチャ: Rhino のマテリアル、環境、テクスチャエディタに完全に統合できるカスタムテクスチャタイプを定義します。
  • ビルトインレンダリングウィンドウ: Rhinoのレンダリングウィンドウには、トーンマッピング、ポストエフェクト、複数のチャンネルのサポート、最近のレンダリングの呼び出し、ビルトインのズーム、HDR出力のサポート、ウィンドウのクローンが装備されています。
  • 太陽: プラグインのための太陽の位置計算のツールへのフルアクセスがある新しいRhinoの太陽のコントロールを自動化します。
  • カスタムレンダリングメッシュ: レンダリングプラグインで使用するため、またはメッシュ形式にエクスポートするためのレンダリング時のカスタムレンダリングメッシュを定義するプラグインシステムを搭載しています。
  • ポストエフェクト: どのようなレンダリングプラグインででも使用できるポストレンダリング・フレームバッファ・エフェクトを定義するプラグインシステムを搭載しています。
  • 多くのマイナーなレンダリングツール。

Rhinoスキン

プラグインアプリケーションで完全にRhinoを「包み込む」ことができます。C++を使用する方法は こちら をご覧ください。

プラグインのZooライセンスマネージャ

Zooの特長:

  • サードパーティのRhinoのプラグインのサポート
  • サービスとして実行 - サーバーの再起動時には自動的に再起動。
  • 標準インターネット・プロトコルサポートを使用。ファイアウォール・フレンドリ。WAN、ルーター、およびVPNを介して実行できます。
  • トラブルシューティングのツール。
  • ライセンス・チェックアウト期間のコントロール。
  • 更新されたインストールと管理の詳細
  • サードパーティプラグイン開発者向けの詳細

openNURBS

openNURBS 開発者ツールキットが Rhino 8 (および以前のバージョン)のネイティブの3DMファイルをサポートするようになりました。他の2Dおよび3DのCAD/CAM/CAEとグラフィックアプリケーションがRhinoの3DMファイルを直接読み書きできるようになりました。これらの ディベロッパツール は、ソフトウェアの開発者の方には無償で提供されています。

ローカリゼーションサービス

弊社のヨーロッパ支店では、サードパーティ、またはその他の製品のフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などへの翻訳、ローカライズサービスを行っています。 詳細…

マーケティングサポート

RhinoやのGrasshopperのアドオンを開発し、Rhinoのユーザーの方にそれをお知らせされたい場合は、 food4Rhino に詳細を掲載していただけます。 掲載は無料です。 詳細…


管理

Administration

それぞれのRhinoの新リリースの目標のひとつは、管理者やシステム管理者の方達がライセンスの管理や教育などをより簡単に効率的に行っていただくことです。

  • ZooCloud Zoo ライセンスマネージャを使用したワークグループや会社内でライセンスの共有(フロート)
  • 規模の大きいインストールでのライセンスデプロイメントツール
  • 現在のハードウェアの活用
  • 現在のバグ修正サービスリリースの自動通知とダウンロード。
  • より多くのトレーニングおよびサポートオプションの提供
  • パッケージマネージャ: リソースの検出、インストール、管理

動作環境と推奨

Rhinoは、一般的なWindowsおよびMacのデスクトップやラップトップコンピュータで動作します。詳細…

ライセンス管理、共有、デプロイメント

Rhinoはフレキシブルなライセンスオプションを提供します。詳細…

プラグインマネージャ

プラグインを無効するのは簡単です。新しいプラグインのテストをされている方や、プラグインによって問題が引き起こされている可能性がある場合に、これが必要になります。

サービスリリースの自動更新

メジャー新規バージョンの最初のリリース後、 自動的にバグ修正リリースをダウンロード できるようになりました。メッセージが表示されます。

サービスリリースは自動的にインストールされません。
インストールするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。自動ダウンロードサービスをオフにすることもできます。

スプラッシュとRhinocerosについて

スプラッシュスクリーンは、最近使用したファイルのサムネイル、Rhinoのバージョンの詳細、イベントの情報、そしてテクニカルなヒントを表示します。また、サービスリリースがダウンロードされてインストールの準備ができた際に、通知のメッセージを表示します。

トレーニング、サポート、コミュニティ

いろいろな形でサポートを提供しています。

Rhinoのすべてのバージョンと同じく、サポートは価格に含まれています。メンテナンス(保守)料金や定期売買手数料はありません。

Rhinoのサポートのリソースは次のとおりです。


Rhino 8の最初のリリース後は

Beyond Rhino 8

アフリカ最大のサバンナであるセレンゲティから名前が付けられた Serengeti はRhinoが「成長」する場所です。

私共は、Rhinoの開発プロセスのすべての段階でユーザーの方々に参加していただきたいと考えています。 今までのリリースのように、現在ライセンスを所有されている方達は次のリリースを開発中、お試しいただいて、フィードバックをお寄せいただけます。

多くの開発の取り組みは、1つのリリースの期間だけにとどまりません。私共は将来のすべてのRhinoの開発プロセスにより直接影響を与えていただけるようにSerengetiプロジェクトを用意しました。

これは、私たちが現在取り組んでいる、どのリリースに搭載されるか分からない、または搭載されないかもしれないものも含むすべての機能がある、毎週更新される Work-In-Progress (WIP)のビルド に常にアクセスしていただけるということです。現在のRhinoのWIPビルドでは、将来予定の強化した SubD のサポート、 Grasshopper 2 、レンダリングと表示の機能向上、その他を開発中です。

サービスリリース

Rhinoは、お使いのコンピュータに 自動的にサービスリリースをダウンロード し、インストールの準備が整うと、メッセージを 通知 します。更新のダウンロードの頻度は、 Rhinoオプション > 更新と統計 でコントロールすることができます。 こちら からダウンロードすることもできます。

プレリリースビルドがインストールされるようにするにはRhinoオプション > 更新と統計 で次のいずれかを選択してください:

  • 最新のバグ修正や機能向上を含むRhinoのプレリリースビルドを自動的にダウンロードするには、 毎週 を選択します。これらのビルドは、McNeelのテスト担当者によって、安定性、信頼性がテストされますが、弊社でまだ分かっていない バグが含まれている可能性 があります。
  • 開発チームが、安定、信頼 でき、より広い範囲でのテストが行える準備ができたと思うプレリリースビルドを自動的にダウンロードするには、 サービスリリース候補を選択します。

ご要望リストの管理とディスカッション

Rhino 9 に搭載希望の機能がある方は、 DiscourseのSerengetiのカテゴリ にご投稿ください。

Rhino 9 の開発

Rhino 9 のプレリリースビルドが、下のフェーズでRhino 8のユーザーの方にお試し頂けます:

  • Work-in-Progress(WIP)ビルドは、新しいアイデアやテクノロジのプロトタイプを含みます。WIPビルド(アルファリリースとも呼ばれます)は、実際の業務でお使い頂くようにはできていません。また、アイデアやテクノロジは、実現するかどうか分かりません。Rhino 8のユーザーのご参加をお願いします。WIP段階でのフィードバックは、新機能や機能改良の開発において、一番強いインパクトがあります。
  • ベータ: 主な機能開発、改善が完了したら、ベータビルドがリリースされます。ベータビルドは、実際の業務でお使い頂いて構いませんが、機能やインターフェイスはすべて完成していない可能性があります。
  • 最終リリース: 新しいバージョンは、ベータユーザーの方がこれでよいと思われた時にリリースします。ベータユーザーの方には、開発が終了し、希望の機能がRhino 9 の製造が始まったことをお知らせします。

メモ

  • Rhino 8のすべてのユーザーの方 はRhino 9 の開発プロセスに無償で参加していただけます。
  • 各フェーズは、通常 6ヶ月以上 かかります。
  • 各WIPおよびベータのビルドは、 数ヶ月ごとに期限が切れます 。期限が切れる前に、新しいビルドがリリースされます。これによって、既に修正済みのバグではなく最新のビルドを報告して頂くことが可能になります。
  • 新しいバージョンの出荷後、 最終ベータの期限は少なくとも2ヶ月切れません