RefitTrim
「RefitTrim」は、形状をできるだけ維持しながら、トリムされたサーフェスエッジをトリムされていないエッジに変換します。これは、自動車や海軍の設計など、高品質のサーフェスが必要な場合に役立ちます。
トリムされていないエッジは、エッジ方向のサーフェスと同じ制御点とスパン 数 を持ちます。トリムされていないエッジにより、ダウンストリームで編集しやすいジオメトリが作成されます。
サーフェスのエッジを複製する際に、その制御点をオンにすると、エッジの構造が分かります。一般に、トリムされたエッジは、再フィットされた (トリムされていない) サーフェスのエッジよりもはるかに点構造が高密度です。その結果、この高密度な構造は、(Sweep1、Sweep2、Loft、BlendSrf、EdgeSrf、ExtrudeCrvなどのコマンドによって) このエッジから作成されたサーフェスに引き継がれます。
トリムと再フィット (トリムなし) の結果。エッジ曲線の制御点の構造と、ExtrudeCrvの結果として得られるサーフェスの違いを示しています。
試すには
- Windowsまたは Mac版の Rhino 8 Evaluation をダウンロードしてください。
- RefitTrim-Demo.3dm モデルをダウンロードして開きます。
- RefitTrim コマンドを実行します。
- トリムされたサーフェスの湾曲したエッジをクリックします。新しく作成されたサーフェスのプレビューがエッジの偏差情報と共に表示されます。
- 次数=3 オプションをクリックしてサーフェスの次数を5に変更し、サーフェスとエッジの偏差がどのように変化するかを見てください。
- ノットを編集 オプションをクリックします。サーフェス上の点をクリックしてノットを追加できるようになりました。
- 等間隔でノットを追加するには、 自動 オプションをクリックします。これは、 中点 を有効にして、これらの中点に手動でノットを追加することと同じです。ノットを追加するとすぐに偏差情報が更新されます。この段階では、追加したノットをまだ 元に戻す ことができます。
- ベジェを作成=はい の場合、結果としてできるサーフェスは追加されたスパンに沿って分割され、複数の単一スパンのパッチが作成されます。
- 質問やフィードバックがあれば、 Discourse Forum を使っていただけます。