Rhino 9のGrasshopperでは、ビジュアルプログラミングの流れに新しいワークフローが加わります。可視化からドキュメント作成までの一連の作業を、パラメトリックに制御できます。新しいウィジェットを使えば、Rhinoからキャンバスへ、またその逆へとつなぎ、2つの環境の隔たりを埋められます。また、パターン作成もより簡単になりました。
レンダリングマテリアル
新しい
Material
のコンポーネントにより、
Grasshopper
でマテリアルを直接作成、編集できるようになりました。マテリアルをキャンバス全体で見られることにより、理解や編集がしやすくなります。 また、1つの定義から複数のマテリアルのバリエーションを得ることができるので便利です。
テクスチャ
テクスチャマッピング
Grasshopper
では、テクスチャマッピング の調整を自動で行えるため、手作業での編集の必要性を減らしたり、不要にしたりできます。これは、モデル内で繰り返し使用される要素に、それぞれ異なる見た目を持たせたい場合に特に便利です。 単一の定義を使用して、複数のオブジェクトのマッピングを変更可能です。
ハッチングパターン
時間を節約し、一貫性を保ち、図面をフレキシブルに保つことができます。ハッチングは
Grasshopper
のモデルの変更に合わせて自動的に更新されるので、手作業による修正は不要です。
クリッピング & 断面
Grasshopper
が Rhinoの図面作成要素を「理解」するようになり、 クリッピング平面、断面、2D図面をパラメトリックなネイティブオブジェクトとして扱えるようになりました。Rhinoのクリッピング平面を配置し、パラメトリックに制御します。また、どのオブジェクトやレイヤをクリッピングの対象にするかも、正確に指定できます。
ShapeMap
ShapeMap は、2D曲線や画像ベースのテクスチャを、複雑な3D形状に最小限の歪みでマッピングするGrasshopperのアドオンです。モデルでのテクスチャデザインを直感的かつ効率的に行えます。複雑で冗長なパラメトリック定義が必要なく、デザインにテクスチャやパターンを巻き付けたり調整したりしたいジュエリーデザイナー、インダストリアルデザイナー、フットウェアデザイナーに最適です。
ビューポートウィジェット
インタラクティブなビューポートウィジェット が使用できるようになりました。Rhinoのどの
ビューポート
からでも任意の曲線を用いて、
Grasshopper
の定義を直接コントロールできます。特に専門知識を持たないユーザーにとっても、扱いやすく、共有しやすい、より直感的なビジュアルワークフローを構築できます。
Content Viewer
キャンバスでほぼあらゆるタイプのGrasshopperのコンテンツを可視化できます。 Content Viewer を使用することで、定義を離れることなくジオメトリ、そして非ジオメトリデータを確認することができます。
Value Picker
新しい Value Picker コンポーネントは、
Grasshopper
のユーザーが長いリストや可変長のリストから値を検索・選択・絞り込むのに役立ちます。単一選択と複数選択の両方に対応しており、複雑なデータセットや動的な入力をより効率的かつ分かりやすく扱えるようになります。
