Rhino 6での新規搭載内容




概要

Rhino 6では、多くの方に人気のあるビジュアルプログラミング言語であるGrasshopperが一緒にインストールされるようになりました。Grasshopperはベータでなくなり、安定した開発のサイクルに入りました。また、生産性が更に向上するように抜本的な見直しが必要だったいくつかの機能を書き換え、ワークフローを改善しました。


Grasshopper

長期に渡るベータ期間が終わりました。世界で最も「美しい」プログラミング言語であるGrasshopperがRhinoの完全な一部となりました。ここ10年程の間、いくつかの最も野心的なデザインプロジェクトで使用されてきたGrasshopperは、Rhinoのように信頼性の高い開発プラットフォームとして使用されてきています。Grasshopperは環境分析からロボット制御まで多岐にわたる数多くのすばらしいサードパーティのコンポーネントのための強固な基盤を提供します。

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プレゼンテーション

デザインのほぼすべての段階で、クライアント、顧客、コラボレーター、そして社会全体とコミュニケーションを取って同意を得るために、プレゼンテーションは極めて重要です。そのために私共はプレゼンテーションツールを更に向上させました。「素早くラフな」プレゼンテーション、「洗練されて高級感のある」プレゼンテーション、いろいろな形のプレゼンテーションの作成が可能です。レンダリング、マテリアル、単なるビューポートのキャプチャに至るまで改良を加え、プレゼンテーション、ディスカッション、イテレートがより簡単に迅速に行えるようになりました。

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表示

Rhinoの新しいディスプレイパイプラインは、より高速で安定性があり、GPU依存シェーダーやメモリの最適化など新しいグラフィックスハードウェで見られる機能を使用します。これにより、大きなモデルを扱っている場合でもGPU特有の表示問題が少なくなり、より安定した、美しい、高頻度のフレームが望めます。条件によっては、表示スピードが最高300%まで上がることがあります。

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ドキュメンテーション

モデリングはデザインプロセスの単なる一部であり、モデルがどのようにして作成されるのかを見せることも必要です。私共は注釈スタイルのインターフェイスの全面的な改良、よりよいDWGのサポート、そしてRichTextに渡って図面作成のワークフローの多くの部分の改良を行いました。その結果、デザインの何であるかそしてどのようにできるのかをより正確に簡単に伝えることができるようになりました。

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ライセンス & 管理

私共はRhinoのインストール、設定をより簡単にするために力を注ぎました。Rhinoのライセンスの管理を行う新しいCloud Zooを用意しました。また、新しい必要システム構成をご確認ください。

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Make2D

Make2Dを完全に書き直し、より高速できれいな、よりカスタマイズのできる結果を得られるようにしました。

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Rhinoの総合的な改良

Rhino 6では今まで操作で不便に感じていた細かなことを、より使い勝手がよくなるように改良しました。多数のマイナーなバグを修正し、似ている機能を統合しました。

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開発プラットフォーム

Rhinoは単なるモデラーとしてとどまりません。豊かなプラグインのエコシステムとオープンセットの開発ツールにより、Rhinoはデザインにもっと高いレベルを求める方達から急速に開発プラットフォームとして選択されるようになってきています。Rhino 6では、APIの改良、より良いドキュメンテーション、そしてGrasshopperからアクセスできるRhinoのコマンドを増やすことにより、私共の無償のSDKに大幅な改良が加えられました。

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Serengeti

私共はRhinoに常に改良を加えています。Rhino 6のユーザーの方はSerengetiコミュニティ、そしてRhinoの最新のWork-In-Progress(WIP)にアクセスしていただくことができます。WIPビルドでは将来搭載予定のSubDのサポート、Grasshopper 2、新しいリアルタイムレンダリングエンジン、そしてその他の機能の開発をご覧いただけます。

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