ファブリケーション用の断面化

クリッピング平面を使用してモデルの断面を抽出し、プロトタイピングやレーザー加工などのファブリケーションプロセスで使用できます。大きなモデルのスライスを抽出して、CNCルーターや3Dプリンタを使用して製造することもできます。

レーザー切断用の曲線を抽出

レーザー切断などの平坦加工プロセスでは、モデルから平行な切断面を抽出し、ラベルを付けて、平らなシート上に配置する必要があります。Rhinoは、これらのプロセスを支援するために、3Dモデルからラベル付き切断面を抽出するワークフローをサポートしています。

“Extract Curves for Laser Cutting”

試すには

  1. Windowsまたは Mac版の Rhino 8 Evaluation をダウンロードしてください。
  2. ExtractForFabrication-Demo.3dm モデルをダウンロードして開きます。

  3. Front ビューで C_00 という名前でラベルが付いている クリッピング平面 を選択します。このクリッピング平面は、新しい ClippingSections コマンドで 名前=C オプションを使用して作成されています。これは重要な事柄です。

  4. Frontビューで Array コマンドを実行します。 Y方向の数24 に、 Y方向の間隔=0.565 に設定します。Rhinoは23の新しいクリッピング平面を作成し、それぞれのクリッピング平面に一意の新しい番号 (C_00からC_23) を付けられるように名前をシリアル化します。

  5. Top ビューポートに切り替え、 NestedClippingDrawing コマンドを実行します。すべてのクリッピング平面を選択し、 間隔=0.1幅=10ラベル=オンラベルタグ=テキスト、そして ラベルの位置=内側 と設定します。出力をXY平面上の任意の場所に配置します。後処理で他の曲線を削除したり、ラベルサイズを変更することもできます。 “Extract Nested Drawing”

  6. 質問やフィードバックがあれば、 Discourse Forum を使っていただけます。