印刷用表示開発者用ツール - Windows版Rhino 5での新規搭載内容

概要(Windows版のみ

Windows版Rhino 5の主に目指すところは次のとおりです。
  • 幅の広いさまざまな分野に渡る専門的なモデリング、レンダリング、解析、そしてファブリケーションツールのための世界で一番信頼性の高い開発プラットフォーム
  • より利用しやすい開発用ツール: Grasshopperrhino.Python、RhinoScriptエディタ、プラグインのZooライセンスマネージャ、そしてRhinoインストーラエンジンがキーとなる構成要素です。
  • Rhino 4プラグインとの互換性 32ビットのRhino 4のプラグインは、変更、リコンパイルなしに32ビットのRhino 5で使用できるはずです。  
  • rhino.Python、RhinoCommon、iOSの3DMビューアーを含むより多くのRhino開発ツールの オープンソース
  • テクニカル、マーケティングサポート、トレーニングを含む、無償の開発者用ツール。有効なRhinoのライセンスがある方ならすべての開発ツールをご利用頂けます。特別なプログラムの登録、コントラクト、ライセンス契約、または承認は必要ありません。
  • ローカリゼーションおよび翻訳サービスがご利用できます。(ヨーロッパ言語のみ。)詳細...

ツールバー、ボタン、マクロ

これらの新しい機能を提供するために、ツールバーを完全に書き換えました。

  • ツールバーグループ
    • タブのあるツールバー
    • タブ間のマウスホイールでのスクロール
    • グループ内、グループ間、フロートでのタブの移動
    • グループのドッキングロック
    • 内容にツールバーのサイズを合わせる
    • グループのプロパティ - 名前、含まれているタブ、タブのビットマップ、ボタンの表示方法(画像、テキスト、または両方)、サイドバーの割り当て
    • ツールバーとグループのインポート/エキスポート
    • ギアアイコンのクリックまたはメニューのタブの右クリック - ツールバーの表示、ツールバーとボタンの追加、削除、編集、タブの表示/非表示
  • サイドバー - どの親のツールバーが開かれているかによって取り替えられる特別なツールバー
  • 出荷時のデフォルトにリセット
  • 最も最近に使用したボタンのツールバー - ボタンの使用時にそれらを追加
  • ボタンエディタ - 回転、反転、透明度、アンチエイリアス、長方形、円/だ円の塗りつぶしツール、異なる画像を使用できる3つのボタンサイズのサポート、ボタンにフィットオプションの付いた向上したインポート機能、ペーストしてフィット機能、3つのサイズすべての向上したエクスポート
  • ワークスペースエディタ - ツールバーとマクロの編集、メニュ-への追加

次を含むマクロの強化:

  • ツールバーボタン間でマクロを共有できるマクロライブラリ
  • リアルタイムテストが行えるマクロエディタ
  • 次の新しい特別なコマンドを含むマクロ:
    • Repeat - コマンドをキャンセルするまでマクロを自動的に繰り返します。
    • EnterEnd - 複数のEndが必要なマクロを終了します。
  • IdleProcessor - Rhinoが指定時間アイドルである場合に自動的にマクロを実行します。

Grasshopper

GrasshopperGrasshopperは、Rhinoのモデリングツールで動くグラフィカルアルゴリズムエディタです。

RhinoScript、rhino.Python、またはその他のプログラミング言語と異なり、Grasshopperはプログラミングやスクリプティングの知識が必要ありません。開発者やでデザイナーがコートを書く必要なしに、形状ジェネレーションアルゴリズムを開発することができます。

RhinoScript

下の機能向上が行われています:

メモ: RhinoScriptは、広く使用、サポートされており、Rhino 5で機能改善を行っていますが、rhino.Pythonに移行されることをお奨めします。下をご覧ください。

rhino.Python

Grasshopper

rhino.Pythonは、Windows版Rhino 5 32ビットと64ビットそしてOS X用のRhinoの両方で使えるパワフルなスクリプト言語です。rhino.Pythonスクリプトは、両方のプラットフォームで実行できます。rhino.Pythonは、フレキシブルで分かりやすい構文が特長です。

rhino.Pythonを試してみたいとお考えの方は、rhino.Pythonサイトのリンクをご覧になってみてください。

.NETプラグイン

RhinoCommon
  • Rhino 5用の新しい.NETプラグインSDKです。
  • Rhino 5、Rhino for Mac、rhino.Python、Grasshopperが対象です。
  • Rhino 4 .NET SDKよりも速度が一般的に向上しています。
  • 真の.NETスタイルSDKで、よりよく組織化されており、学ぶのも簡単です。
  • ドキュメンテーションを改良しました。詳細...
.NetとC#
  • Rhino 5の32および64ビット両方の.NETプラグインをビルドできます。
  • プラグインは.NET V4を使用して、アセンブリをコンパイルするコンパイラを使用して作成できます。
  • 更新したドキュメントと例

C++プラグイン

  • 32および64ビットの両方のRhino 5プラグインのビルドをサポートします。
  • 64ビットRhino 5にはMicrosoft Visual C++ 2010。
  • 32ビットRhino 5にはMicrosoft Visual C++ 2005。
  • 新しいプラグインウィザードで、マルチターゲットのプラグインを作成でき、簡単なプロジェクトやプラットフォームのサポートをします。
  • よりパワフルなプラグインを作成できるために、数多くのSDKの追加や教科が行われています。
  • 単純な押し出し形状の作成のために、新しい軽量押し出しオブジェクトが使用できるようになりました。
  • 新しい倍精度のメッシュにより、メッシュの計算がより正確に行えるようになりました。
  • Renderer Development Kit(RDK)は、SDKと統合されました。
  • 更新されたドキュメンテーション
  • 更新されたサポート情報
  • 更新されたサンプル

レンダラー開発キット(Renderer Development Kit)

RDKには、レンダラの開発者のために、充実した機能が搭載されています。

言語のサポート
  • C++、RhinoCommon、RhinoScriptをサポートしています。
マテリアル
  • Rhino 5のマテリアルエディタに完全に統合できるカスタムマテリアルタイプを定義します。
  • すべてのマテリアルの管理、割り当て、保存、ビューポート表示をRhinoに託します。
  • HDR、ビットマップ、プロシージャルテクスチャのビルトインサポートをします。
  • 自動マテリアル作成と割り当てを行います。
環境
  • Rhino 5の環境エディタに完全に統合できるカスタム環境タイプを定義します。
  • 割り当て、保存、ビューポート表示をRhinoに託します。
  • 複数の環境の切り替えをサポートします。
  • 自動環境作成と切り替えを行います。
テクスチャ
  • Rhino 5のマテリアル、環境、テクスチャエディタに完全に統合できるカスタムテクスチャタイプを定義します。
  • 複数のレンダラーに渡って使用できるプロシージャルテクスチャを定義します。
  • ビルトインの最適化されたプロシージャルプリミティブを使って複雑なテクスチャを構築できます。
  • プロシージャルテクスチャは高度なテクスチャプレビューを使用してビューポートにレンダリングされます。
ビルトインレンダリングウィンドウ
  • 新しいRhino 5レンダリングウィンドウには、トーンマッピング、ポストエフェクト、複数のチャンネルのサポート、最近のレンダリングの呼び出し、ビルトインのズーム、HDR出力のサポート、ウィンドウのクローンが装備されています。
  • V4のRDKよりより使いやすくなりました。
  • 非同期のモードレスレンダリングのサポート。
  • メニュー、ボタン、ドッキングできるパネルなどの表示、非表示を切り替えてレンダリングウィンドウをカスタマイズできるようになりました。
太陽システム
  • 新しいRhinoの太陽コントロールを自動化。
  • 独自のプラグインのための太陽の位置計算のツールへのフルアクセス。
カスタムレンダリングメッシュ
  • レンダリングプラグインで使用するため、またはメッシュ形式にエクスポートするためのレンダリング時のカスタムレンダリングメッシュを定義するプラグインシステム。
  • ビルトインのビューポートプレビュー。
ポストエフェクト
  • どのようなレンダリングプラグインででも使用できるポストレンダリング・フレームバッファ・エフェクトを定義するプラグインシステム。
  • イメージのレンダリング後に色、アルファ、距離チャンネルにアクセスできます。
  • レンダリングを再呼び出ししてポストエフェクト作業ができます。
多くのマイナーなレンダリングツール
  • 新しいRhino 5のカラーボタン、マテリアルのドロップダウン、サブノード、そして曲線グラフのコントロールなどの多くのUIコントロールへのアクセス。
  • 地平面の自動化。
  • カスタムレンダリングメッシュの自動サポートのあるレンダリングメッシュ・イテレータ。
  • マテリアル、環境、テクスチャの自動ユーザーインターフェイスの生成(オプション)。
  • Rhino 5デカールへのアクセス。
  • アニメーション、レンダリングウィンドウ、その他の出力形式を定義。
  • ビューポートのプロパティパネルのカスタマイゼーション。
  • レンダリングプラグインの能力に合うようにRhinoのUIをカスタマイズ。

Rhinoスキン

プラグインアプリケーションで完全にRhinoを「包み込む」ことができます。C++を使用する方法はこちらを、NETを使用する方法はこちら(新)をご覧ください。  詳細...

プラグインのZooライセンスマネージャ

Zoo V5は、多くの機能を新しく搭載した、Zooを完全に書き直したものです。

  • サードパーティのRhinoのプラグインのサポート。
  • サービスとして実行 - サーバーの再起動時には自動的に再起動。
  • 標準インターネット・プロトコルサポートを使用。ファイアウォール・フレンドリ。WAN、ルーター、およびVPNを介して実行できます。
  • トラブルシューティングのツール。
  • ライセンス・チェックアウト時間のコントロール。
  • 更新されたインストールと管理の詳細
  • サードパーティプラグイン開発者向けの詳細

Rhino Installer Engine(Rhinoインストーラーエンジン)

Rhino Installer Engine (Rhinoインストーラーエンジン)は、Rhino 5(32および64ビット両方)の配布、インストール、更新を簡素化します。Rhino Installer Engine(Rhinoインストーラエンジン)は、 Rhino 5とRhinoのプラグインを最新の状態に保つMcNeel更新システムを互換性があります。

Food4Rhino

Food4Rhinoは、開発されたRhinoやGrasshopperのプラグインについての詳細を掲載して頂ける場です。詳細...

openNURBS

openNURBS開発者ツールキットがRhino 5(そして以前の)ネイティブの3DMファイルをサポートするようになりました。他の2Dおよび3D CAD/CAM/CAEとグラフィックアプリケーションがRhinoの3DMファイルを直接読み書きできるようになりました。これらのディベロッパツールは、ソフトウェアの開発者の方には無償で提供されています。

ローカリゼーションサービス

弊社のヨーロッパ支店では、サードパーティ、またはその他の製品のフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語への翻訳、ローカライズサービスを行っています。 詳細...

マーケティングサポート

Rhinoのアドオンを開発され、Rhinoのユーザーの方にそれをお知らせされたい場合は、詳細をRhinoのリソースページに詳細を掲載できます。掲載は無料でして頂けます。