解析と診断 - Rhino 5での新規搭載内容
概要
デザインに実現化には、デザイン、プレゼンテーション、分析、ファブリケーションの各段階で、高品質の3Dモデルが必要です。Rhino 5には、お客様のプロセス全体で使用される3Dモデルが可能な限り高品質であることを確かにする、新しい9個のツールと15の機能改良が搭載されています。
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- Diameter - 円または円弧の直径を表示します。
- DraftAnglePoint - サーフェスのドラフト角度が入力値と一致する場所のサーフェス上に点オブジェクトを配置します。このツールは、サーフェスに与えられたドラフト角度がある位置でサーフェスに沿って曲線の作成を補助するために主にデザインされました。オブジェクトを型からきれいに抜く境界を作成されたい金型工、型枠工の方には特に便利でしょう。
- ExtractAnalysisMesh - オブジェクトから解析メッシュを抽出します。例えば、CurvatureAnalysisコマンドを使用してから、ExtractAnalysisMeshを実行して、ドキュメントに解析メッシュ(頂点色と一緒に)を追加できます。
- ExtractCurvatureGraph - 曲率グラフの曲線オブジェクトを作成します。
- HideRenderMesh - 一時的に選択オブジェクトのレンダリングメッシュを非表示にします。
- ShowRenderMesh - 一時的に選択オブジェクトのレンダリングメッシュを表示します。
- ToggleRenderMesh - レンダリングメッシュのオン/オフ表示をトグルします。
- IntersectTwoSets - Intersectコマンドの変形版コマンドです。2つのセットのオブジェクトを選択して交差を見つけることができます。このコマンドは、2つのグループの間の交差を見つけるだけです。同じグループのオブジェクト間の交差は無視されます。
- MarkFoci - だ円曲線 双曲線、または放物曲線の焦点に点を配置します。
- ZoomNonManifold - ポリサーフェスやメッシュの非多様体エッジにズームし、ZoomNakedコマンドと同じ動作をします。
機能改良
- Angle - 新しい2個のオブジェクトで2つの平面サーフェスまたは2つの曲線間の角度を計測します。
- Area - 単位がフィートとインチの場合、結果は平方フィートで表示されます。また、ポリサーフェス面のサブオブジェクトの選択が行えるようになりました。
- AreaMoments - 主慣性モーメントと対応する軸を計算します。
- BoundingBox - 新しい出力で、ソリッド、メッシュ、曲線、またはなしが選択できるようになりました。
- Check - メッシュオブジェクトもチェックするようになりました。CheckMeshコマンドは使用されなくなりました。
- CheckNewObjects - 次の状況でモデルに破損オブジェクトが追加されたことを知らせます:
- ファイルの読み取り時: ファイルを開く際またはインポート時に、コマンドラインに破損オブジェクトの数が表示されます。ダイアログは表示されません。
- オブジェクトの作成時: コマンドによって作成された破損オブジェクトの数を表示します。ダイアログが表示されます。
- Curvature - 自動的に曲線の変曲点(曲率の正、負が変わるところ)にスナップします。
- CurvatureGraph - UとV方向に別々の色を指定できます。表示スピードが向上しました。
- Dir - クリッピング平面をサポートします。複数のオブジェクトを選択することもできます。
- EvaluatePt - オプションで点にドットまたは引出線ラベルを付けることができます。
- Radius - 新しい半径カーブ作成オプションが、Curvatureコマンドのような半径円を維持します。
- ShowEdges - すべてのエッジ、オープンエッジ、非多様体エッジをハイライトできます。
- Volume - 出力に立方ヤードがサポートされるようになりました。
- AreaCentroid、VolumeCentroid、AreaMoments、VolumeMoments - メッシュオブジェクトをサポートします。
- VolumeMoments - 主慣性モーメントと対応する軸を計算します。
- What - 選択されたオブジェクトのより詳しい情報を表示するようになりました。