金型作成ツール
金型作成者や工具の設計者のために、金型作成の “モデル-検証-見直し” を支援します。Rhino 7では、ドラフト角度分析のグラフィックフィードバックによるパーティングラインの決定、RibbonOffsetコマンドを使った金型の分割/パーティングサーフェスの作成、また改良されたブレンドコマンドを使用したサーフェスの微調整などが行えます。
Rhino 7での新規搭載内容
Rhinoの金型作成ツールには、改良されたパーティングラインおよびパーティングサーフェスツールが含まれます。
- パーティングラインは、
DraftAngleAnalysis
ダイアログボックスの ドラフトカーブを作成 ボタンを使用して作成します。これに 最大 、 中間 、 最小 角度を使用して曲線を追加できるオプションを加えました。ドラフトベクトルも設定できるようになりました。 - パーティングサーフェスは、パーティングラインから
RibbonOffset
コマンドを使用して作成できます。 Blend
コマンドに 直線セクション と 直線化 ボタンを追加しました。
試すには
- Windowsまたは Mac版の Rhino 8 Evaluation をダウンロードしてください。
- RibbonOffset.3dm モデルをダウンロードして開きます。
- パーティングカーブに
RibbonOffset
コマンドを実行します。 (詳しくは上の動画をご覧ください。) - 開発者の方へ: C#とPythonで使用できる次の呼び出しをRhinoCommonで使用できます。
Rhino.Geometry.Curve.RibbonOffset()
Rhino.Geometry.Silhouette.ComputeDraftCurve()