パフォーマンス

大規模プロジェクトの処理性能が向上しました。

大きなモデルでも、すぐに作業に戻ることが可能

大容量のファイルでも、長い待ち時間は必要ありません。Rhino 9は、可能な限り早くモデルを操作できる状態にし、残りの表示処理をバックグラウンドのスレッドで実行します。そのため、残りの表示が順次描画されていく間も、すぐに作業を開始できます。

Rhino 8とRhino 9における、ファイルを開くのにかかる時間

選択、非表示、分離、完了

選択操作は最も頻繁に行う作業の一つだからこそ、瞬時に反応する操作性が求められます。Rhino 9では、ドキュメント全体をスキャンするのではなく、選択されたオブジェクトを直接追跡する仕組みを採用しています。これにより、オブジェクトタイプによる選択、非表示オブジェクトの表示、さらに関連するIsolateやUnisolateコマンドの処理速度が向上しました。

Rhino 8とRhino 9における、選択、分離、表示の操作にかかる時間

ワークセッション内のモデルを数秒で切り替え

ワークセッションでアクティブなモデルを変更すると、Rhino 9は開いているドキュメントをその場で更新します。Rhino 8では、ドキュメントを閉じてディスクから再構築していたため、変更のたびにアタッチされているすべてのモデルを読み込み直す必要がありました。そのため、Rhino 9でワークセッションを使うと、時間が大幅に短縮されます。

Rhino 8とRhino 9のワークセッション操作を比較した棒グラフ

大きなメッシュも待たずに編集

スキャンデータやその他の高密度なメッシュでは、以前は操作の度に処理が終了するまで待たされていました。Rhino 9では、メッシュを変形する時に、エッジ、トポロジ、選択データを毎回再構築する代わりに、メッシュと一緒に引き継ぎます。また、非常に高密度なメッシュで、ガムボールが平面を何度も再計算することもなくなりました。

Rhino 8とRhino 9で、1,180万面のメッシュを選択して移動するのにかかる時間を比較した棒グラフ